第2章結婚、そして子どもたち Vol.2
(リモート座談会2022年5月)
仕事と育児の両立
宮口:家族構成を教えてください。
B:私は6年前に結婚しました。現在保育園生の娘が二人います。実は明日が下の子の誕生日で、2歳になります。
全員:おめでとうございます!
C:我が家は夫が小学生のころからの幼馴染で、交際し始めたのは7年ほど前。2年の交際期間を経て、5年前に結婚しました。0歳と2歳の子供がいます。
A:妻と出会ったのは、私がロースクール生の時です。当時彼女は別の大学の学生でした。5年の交際期間ののちに結婚し、12年ほどになります。小6から3歳まで、4人の子供がいる6人家族です。
B:A先生はチェロを演奏なさるのですよね。私もバイオリンをやっていて、東京弁護士会のオーケストラでご一緒したことがあります。
宮口:お二人は音楽を通じてのお知り合いだったのですね!ところで皆さんは、何を機に結婚を決断されたのでしょう。
A:交際期間も長かったですし、年齢的にも身を固める時期だという認識があり結婚に踏み切りました。実際には妻のほうから「そろそろ考えなさいよ」と言われたというのもあります(笑)。
C:我が家は夫がかなり年下なので、ちゃんとしないとまずいかなと(笑)。
B:キャリアを積んでから結婚すべきか、結婚してからキャリアを積んでいくべきか悩みました。私はイソ弁ですが自由にできる環境なので、却ってタイミングは難しかったですね。
A:子どもを作るとなるとどうしても産休が必要になってきますよね。事務所との折り合いはどのように付けたのですか?
B:結婚した当初からずっと、「子どもは考えていますよ」とアピールし続けていました(笑)。実際の出産時には上司が仕事面のフォローをしてくれました。
C:私は出産時よりもむしろ、その後の育児のほうが仕事への影響が大きいと感じています。特にコロナが流行してからは保育園の休園などがあったりして、メール1本返すことすら、ままならないというようなこともありました。育児中はフォローしてもらえる体制を整えておかないと厳しいと思います。
A:私はスケジュールを調整し、週に一度は自宅勤務にして育児を手伝うなどといった工夫をしています。
宮口:こんなサポートがあったら嬉しいというようなことはありますか?
B:裁判に行くときなどの託児サービスがあったらいいですね。裁判所の近くまで連れて行き、短時間預けられればありがたいなと思います。
A:それはいいですね!大賛成です。
C:託児アイディアにプラスして、小学生くらいのお子さんは裁判所体験ツアーなんかも面白いのではないでしょうか。夏休みの研究になりますし、そのツアーに子どもを預けている時間は親も仕事に集中できます(笑)。
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