特別企画弁護士の妻は語る(座談会 2018年5月)
妻任せになっていませんか?
お子さんの保険対策
吉村:お子さんの保険対策はどのようにされていますか。
佐藤:小さい頃は自転車の保険に入っていました。数百円の掛け金でかなりの補償額を得られますから、入っておくべきだと思います。社会人になってからは掛け金の安い小さな医療保険に入りましたが、女の子なので、女性ならではの疾患対策のあるレディース保険が良かったかなと少し後悔しています。
田中:医療保険に入っていましたが最近外してしまいました。弁護士傷害補償プランのオプションで家族の個人賠償責任特約が安く付けられるということなので早速検討したいと思います。
高橋:こども保険と育英年金付きの学資保険に入っています。今心配なのは、息子がケガの多いハードな部活に入ってしまったことです。こども保険で本人のケガは何とかなりますが、相手にケガをさせてしまった場合が心配です。学校の中で補償があるようなので、特に個人では何も対策していないのですが大丈夫でしょうか。スポーツ保険のようなものに入っておいたほうがいいのでしょうか。
吉村:学校管理中のスポーツ事故については、基本的には学校側の責任になりますから、ケガをさせてしまった個人に賠償義務は生じません。ですので、どちらかと言うと本人自身のケガの対策が優先になりますよね。
鈴木:一時期学資保険に入ろうか迷いましたが、児童手当が出るのでそれを貯蓄して学費対策にしています。子どもが成長して自転車に乗るようになったら、自転車保険には入ろうと思っています。
吉村:現在は貯蓄の仕方も多様化しているので、学資保険以外の対策を検討される方も多いようですね。
「忙しいからポイ!」はNG!
有効な情報はご家庭へ
吉村:東弁協では保険をはじめ、色々なサービスを会員に提供しています。Jump to Tomorrowや保険・年金ハンドブックはご存知でしたか?
鈴木:私自身が弁護士なので、東弁協からの郵便物はよく目にします。今後はもっと積極的に活用していこうと思います。
高橋:私は保険の斡旋や団体割引があること自体知りませんでした。今日は情報を得られてとても良かったです。他にもショップやデパートなどの割引やプレゼント企画もあると聞き、今までどれほどのお得を見過ごしてきたのかとショックです。
田中:主人はなかなか持ち帰ってくれませんので、組合の情報をまとめて自宅のほうで受け取れるようになると嬉しいですね。
佐藤:うちにも組合の情報はぜんぜん流れてこないので、ちゃんと持ち帰るよう主人に言わなければと思っています。今日得た情報をもとに、早速見直さなければいけない保険がありそうです。
吉村:東弁協は弁護士の仕事と暮らしのサポーター。つまり、弁護士のご家族のサポーターでもあります。ぜひ組合のサービスをご家族にも上手に活用していただきたいですね。
夫弁護士から一言 advice
弁護士は、秘密を守ることが職業上の本能になっていますから、仕事のこと、お客さんのことは妻にも言いません。自分の収入や預貯金のことも余り言いません。でも、生命保険を妻に黙って解約するというのは、豪傑もいるものですね。万一の時に、自分が倒れてから、もしくはあの世に行ってから、恨まれるのはいやでしょう。私などはひたすら妻を敬愛する者ですから、年金基金や生命保険については、妻の意見を尊重しました。おかげで老後の家庭円満が得られました。年金・保険は、是非、奥様と一緒に考えることをお勧めします。