特別企画弁護士の妻は語る(座談会 平成30年5月)

吉田 健詞郎(左) 東弁 66期/桜井 康統(中央・司会) 二弁  66期/宮本 理史(右) 東弁 67期

弁護士の夫を持つ妻たち。
そのホンネに迫る!

吉村:弁護士の妻ならではの不安、不満などはありますか?

田中:普段は特別なことを感じたことはありませんが、賠償責任保険や所得補償保険などは、弁護士であれば必須だなと思います。結婚当時から死亡保障のある保険などにも加入していたので、不安なく生活していました。これまで保険のお世話になったことはありませんが、保険料は安心料だと考えています。生活面では、結婚前に想像していたよりも弁護士というのは多忙なようで、なかなか休みが取れない状態です。丈夫な人とはいえ健康が心配ですね。

高橋:家庭にあまり仕事を持ち込まない人ですが、まれに自宅で電話などをしていることもあります。そんな時、弁護士というのは精神的につらい仕事なのだなと感じています。保険でメンタル面の補償もできるといいなと思います。あとは周囲に、いい生活をしていると思われるのが嫌ですね。そんなことないと言いたいです。

吉村:メンタルを酷使する職業ですから、弁護士にはうつが多いようですね。うつに対応している保険もありますから是非ご検討ください。

佐藤:知り合いのサラリーマンの奥さま方は、ご主人が60歳で定年、退職金はいくらくらいもらえて、他に仕事を見つけて65歳まで働いて…、というように、将来設計がきちんと出来上がっています。我が家は定年がないので、明確な設計ができていません。定年はなくとも当然年齢なりに衰えは来ますので、サラリーマン家庭以上に早いうちから将来設計をしっかりしておけば良かったと思っています。退職金がないというのも大きな痛手ですね。

鈴木:お互い弁護士なので仕事の相談ができるのがメリットですが、反面、仕事の方針などで衝突することもあります。まだ子どもが小さいのですが、主人の帰りは夜11時台。平日の家事・育児へのヘルプはほぼ望めません。休日には手伝ってもらっていますが、私自身も仕事をしつつ、平日に手助けが望めないのはつらいですね。

相談なし、は絶対ナシ!
妻の抱える不安とは

吉村:現在の保険の状況は?

田中:主人が弁護士になったときに所得補償保険に加入。団体定期保険や、個人の生命保険にも加入しています。

子どもが小さい頃は手厚くしていましたが、現在はそれほど高額な死亡保障は必要ありませんので、保険料を考慮して見直しています。

鈴木:日弁連の死亡保険に入っています。割安とはいえ1年契約なので年々掛け金が上がってくるのが苦しいところです。気になっているのは主人の所得補償保険。子どもが小さいので私は業務時間を少なくしており、主人に何かあったときに自分の収入だけでは到底子どもたちを養いきれません。

高橋:うちの主人は65歳を前にして生命保険をやめてしまいました。遅くに作った子どもなので、まだ高校生。今後の生活が不安です。きちんと保険でカバーしておいて欲しいと思います。

佐藤:団体定期保険(生命保険)、所得補償保険に入っています。また、私自身の団体医療保険にも入っています。それ以外にもかけていた生命保険は、主人が先日やめてしまいました。

吉村:お二方のご主人はどうして保険をやめてしまわれたのですか?

佐藤:私が決めた保険だったので気に入らなかったのだと思います。組合の保険だけで充分カバーできるからと言ってやめてしまいました。

高橋:保険料が高いからという理由です。保険料も本人が払っていたので、知らぬ間に勝手にやめていました。

吉村:年齢的にも色々な保険を見直し、整理したい時期ではあるかもしれませんね。実際、不要になってくるものもあるでしょうし。でも、生命保険は残される家族のためのものなので、本人名義の保険とはいえ、相談なしに勝手にやめられたら困りますよね。

高橋:預貯金が充分に貯まっているから保険は必要ない、というなら分かります。ですが、預金額もわからない状態で急にやめましたと言われても、不安でしかありません。

吉村:私は預金額公開派ですが、弁護士は配偶者に預金額を明かさない人も多いようですね。ご夫婦で弁護士をされている鈴木さんはどうですか?

鈴木:うちもお互いに秘密ですね。

吉村:なるほど。やはり非公開派が多いのでしょうか。であればなおのこと、配偶者が安心できるよう、保険の整備をする際は家族に相談して欲しいところですね。

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