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Vol.8

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耳よりな話「歯ブラシ選び」

東 麗子(二弁 59期)

 弁護士業だけでなく、どんな職業であれ、仕事上「人と会う」ことが避けられない職業にとって、印象はとても大切です。そんな人の印象を左右する重要なポイントの一つに「歯」があります。しかも、歯は、印象を左右するだけでなく、健康で豊かな生活を送るために必須のものです。今回は、そんな重要な歯を守る、歯ブラシをご紹介したいと思います。
 数年前、虫歯を治療したことをきっかけに、友人の歯科医によい歯ブラシの条件を聞いたところ、「三列植毛で、なるべくヘッドが小さいものがいい。」ということでした。そのため、子ども用の歯ブラシを使う歯科医もいる、とのことでした。そして磨き残しが出るから電動歯ブラシは使ってはいけない(電動歯ブラシは基本的に自力で歯を磨くのが困難な方にしか勧めないのだそうです)、また、歯磨き粉はごく少量で、歯ブラシの毛のコシを利用して歯と歯茎の間を磨くのがコツだ、と教わりました。毛先の開いた歯ブラシでは、毛のコシを使って磨くことができないので、取り替えなければならないのだそうです。
 私はこの教えを忠実に実践し、3ヵ月ごとの定期検診でも「よく磨けていますね。」と誉められていました。しかし、治療後2年もたたないうちに右上の奥歯に、大きな虫歯が出来てしまったのです。なぜか。原因は私の口の形状にありました。口が小さいうえに、縦に大きく開けられないのです。いくらヘッドが小さくても、市販の歯ブラシでは、奥歯まで届いていなかったのです。磨いているつもりで、奥歯まで届いてないという方は案外多いのではないでしょうか。そんな方にぴったりな歯ブラシをご紹介したいと思います。

 今回ご紹介するのはSUNSTAR社から販売されている「BUTLER #025」です。ドラッグストアでは販売されておらず、歯科医または通販で購入できます。ドラッグストアなどでは、100円〜200円で歯ブラシが販売されていることと比べると、300円以上するこの歯ブラシは、ちょっとお高めかもしれませんが、機能的には十分にその価値があると思います。
 この歯ブラシの一番の特徴は、商品名に「#025」と入っているとおり、植毛部の厚みが2.5oしかないことです。普通の歯ブラシの約半分の厚さです。奥歯まで届く、をうたい文句に、コンパクトヘッドを売りにした商品や、柄の形状を工夫した商品がたくさんあるなか、単純に植毛部の厚みを抑えるという商品が今まで少なかったことを考えると、実はこれはなかなか大変な技術なのではないかと思います。
 狭い奥歯まで磨ける、というコンセプトのため、この商品のヘッド自体も大変コンパクトで、普通の歯ブラシの1/2くらいしかなく、心もとなく思われる方もあるかも知れません。しかし、逆に、一気に磨く、ということが出来ず、小さい範囲をこつこつ丁寧に磨かざるを得なくなってきますので、自然に正しい歯磨き方法を実践することになるのでしょう。
 なるべくコンパクトで三列であればいいとはいえ、口が小さくて市販の歯ブラシでは奥歯まで届かないという方には道具も切実な問題ですし、そうでなくても奥歯まで丁寧に磨きたいという方にもおすすめです。是非試してみてください。

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