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Vol.10

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元気がなくなったら読む本

脇 奈穂子(一弁 48期)

 歳を重ねても悩み事は尽きません。そんな時私は、手っ取り早く本を読むのですが、ここで皆様にもご紹介。

刑事弁護マニュアル  まずは、「怒らない技術」(嶋津良智著・フォレスト出版)。
 私は良く怒ります。しかし、本気で怒って良い結果が出ることなど皆無です。この本、一言で言うと、「怒らないと決める」ということです。確かに、これまでの長い人生の中で、怒らないと決めたことなど一度もありませんでしたが、決めてみると意外に怒りませんので、平和に生活できます。

刑事弁護マニュアル  次に、「仕事・人間関係『最近なにもかもうまくいかない』と思ったら読む本」(心屋仁之助著・中経出版)。
 私、体格のせいで傍からは自信に満ちているように見えるらしいのですが、実際は全く反対。よく落ち込みます。この本の中に、「人生に幸せを感じるかどうかのたったひとつの選択。それは、自分が愛されるという前提で生きるか、愛されないという前提で生きるか、それだけです。」という記載があります。

 ここで大事なのは、結果でなくて「前提」。つまり根拠は無くて良いということ。「考え方」の問題なのです。弁護士はいつも「根拠は?」と言っている商売ですから、簡単にはこの前提になれませんが、この本によると「愛される前提の人」は、たとえ辛いことがあってもつらさを受けとめられるが、「愛されない前提の人」は、人からやさしくされても、愛されているとは信じないので、幸せとは感じないのだそうです。理由なしに自分を愛される人間と思って生活してみてください。とても楽になりますから。

 最後に、単純に元気を取り戻すための本。「シルバー川柳」(ポプラ社)。

正面

 すでに3冊出ています。「立ちあがり、用事忘れてまた座る」「『先寝るぞ』『安らかにね』と返す妻」「茶菓子買い、掃除し、ヘルパー待つ父さん」。結構笑えてお勧めです。